【2025年最新】給湯器交換でもらえる補助金まとめ|最大16万円補助でお得に交換

給湯器の補助金 給湯器の補助金
  • 給湯器をお得に交換したい
  • 補助事業がたくさんありすぎてどれが使えるか分からない
  • 補助金って複数同時に使えるの?

という人におすすめの記事になっています。

僕は現在6年間リフォーム会社で営業支援とWeb設計を担当しています。
そこ培った知識を元に、分かりやすくリフォームに関するお得情報を案内しています。

給湯器は寒くなると壊れやすく、冬だと工事の予約が取りづらくなるので、その前に交換することがオススメです!

この記事を読んで夏に備えてお得に給湯器を交換しましょう

他にもエアコン交換の補助事業についての解説もしていますのでご参考に。
【2025年最新】エアコン交換でもらえる補助金まとめ|最大70,000円補助でお得に交換

2025年給湯器補助金の主要制度

2025年5月時点で給湯器の交換に使える補助金は以下のとおりです。

補助金事業名実施主体補助金額申請期間対象住宅主要条件対象機種申請者条件
子育てグリーン
住宅支援事業

国土交通省/環境省
3万円2025/3/31~
12/31
既存住宅の省エネ改修省エネ住宅リフォームは
断熱改修+高効率給湯器設置
子育て世帯・若者夫婦優先
エコジョーズ
エコキュート
ハイブリッド給湯機
エネファーム
子育て世帯・若者夫婦
(申請は登録事業者が代行)
給湯省エネ
2025事業

経済産業省
・機種に応じて6〜16万
・性能に応じて加算あり
申請開始~
予算上限到達まで
(遅くとも
2025/12/31)
新築・既存の戸建/共同住宅登録済事業者と契約し、
高効率給湯器を設置
エコキュート
ハイブリッド給湯機
エネファーム
住宅所有者等
(申請手続きは事業者が代行)
賃貸集合
給湯省エネ2
025事業

経済産業省
・機種に応じて5〜7万
・性能に応じて加算あり
申請開始~
予算上限到達
(遅くとも
2025/12/31)
既存の賃貸集合住宅
(一棟2戸以上)
登録済事業者と契約し、
既存給湯器を
小型省エネ給
湯器に交換
エコジョーズ
エコフィール
賃貸オーナー等
(申請手続きは事業者が代行)
東京ゼロエミポイント
(家庭のゼロエミ
行動推進事業)
東京都12,000円相当令和6/10/1~
予算終了
都内に居住する
一般家庭
省エネ性能の高い家電
(エアコン・給湯器等)
への買い替え
長期使用家電
からの買替は
ポイント上乗せ
エアコン
高効率給湯器
都内居住の個人
(申請は登録店と共同実施)
令和7年度
省エネ・断熱住宅
普及促進補助金
(さいたま市)
さいたま市10万円2025/4/1~
2026/3/2
(先着順・予算終了
次第締切)
市内に居住する
自らの住宅
断熱改修または
高効率給湯器設置
市税滞納なし
エコキュート
エコジョーズ
エネファーム
さいたま市民
(申請・実績報告時に市内居住が要件)
【令和7年度】
家庭における
省エネ・再エネ
活用設備導入
補助金
埼玉県10万円募集開始前
(開始日未定
県HPで公表予定)
既存の自己居住用住宅認定事業者と契約して
太陽光発電等
を設置
エネファーム埼玉県内の住宅所有者
(個人)

給湯器の交換・リフォームで使える補助金は主に国の補助事業と都道府県ごとの補助事業に分けられます。

子育てグリーン住宅支援事業と給湯省エネ事業はどちらも国の補助事業ですが、対象となる給湯器の種類が違います。

東京ゼロエミポイントは東京都が実施している補助事業で、12,000円相当の補助がもらえます。

他にも埼玉県とさいたま市でもそれぞれ給湯器の補助事業をしています。

さいたま市では対象の給湯器に10万円の補助事業を実施中で、埼玉県の補助事業は今年度も実施予定ですが、現在まだ開始前のようです。

また、実施主体が違う補助金は併用できる場合があります。
さいたま市の補助事業は県や国と併用できます。

それぞれをもう少し詳しく見ていきます。

子育てグリーン住宅支援事業

概要

子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた、新築住宅・既存住宅に対する国の支援事業です。

国土交通省が主体の補助事業であり、予算は400億円です。

給湯器で補助金を活用する場合は、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)、潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)、潜熱回収型石油給湯機(エコフィール)、電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯機)が対象に30,000円の補助金がもらえます。

なお、高効率給湯器の設置については、「給湯省エネ2025事業」や「賃貸集合給湯省エネ2025事業」においてより高い補助を受けられる場合があります。

補助金額

後述の必須条件を満たすと高効率給湯器30,000円/戸以下の補助額が給付されます。

対象条件

対象期間

契約期間  :問わず
工事着手期間:2024年11月22日以降のもの
交付申請期間:申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)
交付申請の予約期間:申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで)※

条件1 指定事業者と必須工事の実施

戸建、共同(集合)住宅によらず、既存住宅へのエコ住宅設備の設置を指定事業者に依頼して実施。

指定事業者の検索はこちら

条件2 指定の製品の購入と工事

基準を満たす商品の購入と工事

高効率
給湯器
ヒートポンプ給湯機
(エコキュート)
JIS C9220:2018 に基づく年間給湯保温効率、
または年間給湯効率が3.0 以上
(ただし寒冷地仕様は2.7 以上)であること。
潜熱回収型ガス給湯器
(エコジョーズ)
給湯暖房器にあっては、給湯部熱効率が
94%以上であること。
給湯単能器、ふろ給湯器にあっては、
モード熱効率が83.7%以上であること。
潜熱回収型石油給湯機
(エコフィール)
油だき温水ボイラーにあっては、
連続給湯効率が94%以上であること。
石油給湯機の直圧式にあって、
モード熱効率が81.3%以上であること。
石油給湯機の貯湯式にあっては、
74.6%以上であること。
電気ヒートポンプ・
ガス瞬間式併用型給湯器
(ハイブリッド給湯機)
熱源設備は電気式ヒートポンプと
ガス補助熱源機を併用するシステムで
貯湯タンクを持ち、
年間給湯効率(JGKAS A705)が
102%以上であること。

対象商品の検索

条件3 性能を証明する書類の提出

  • 性能を証明する書類
ヒートポンプ給湯機
(エコキュート)
保証書の写し建材メーカー等
潜熱回収型ガス給湯器
(エコジョーズ)
納品書の写し施工業者に納品した販売店等
潜熱回収型石油給湯機
(エコフィール)
納品書の写し施工業者に納品した販売店等
電気ヒートポンプ・
ガス瞬間式併用型給湯器
(ハイブリッド給湯機)
銘板ラベル写真施工業者等
  • 工事が行われたことを証明する書類(工事写真)
    必ず工事前の写真を撮影してください。(忘れた場合、補助金の交付を受けることはできません。)必ず工事後の写真を撮影してください。(忘れた場合、後日撮影が必要になります。)

申請フロー

基本的にはリフォーム会社の担当に事前に「子育てグリーン住宅支援事業」を利用したいことを伝えておけば、事務手続きも含めて代行してくれます。

給湯省エネ支援事業

概要

給湯省エネ2025事業は、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。

国が主体の補助事業であり、予算は580億円です。

ヒートポンプ給湯機(エコキュート)、電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯機)、家庭用燃料電池(エネファーム)が対象に最大16万円の補助金が給付されます。

補助金額

基本額

設置する給湯器補助金額補助上限
ヒートポンプ給湯機
(エコキュート)
6万円/台戸建住宅:いずれか2台まで
共同住宅等:いずれか1台まで
電気ヒートポンプ・
ガス瞬間式併用型給湯機
(ハイブリッド給湯機)
8万円/台戸建住宅:いずれか2台まで
共同住宅等:いずれか1台まで
家庭用燃料電池
(エネファーム)
16万円/台戸建住宅:いずれか2台まで
共同住宅等:いずれか1台まで

加算額

設置する給湯器補助金額条件詳細
ヒートポンプ給湯機
(エコキュート)
条件に応じて4万、6万、7万加算詳細はこちら
電気ヒートポンプ・
ガス瞬間式併用型給湯機
(ハイブリッド給湯機)
条件に応じて5万、7万加算詳細はこちら
家庭用燃料電池
(エネファーム)
条件に応じて5万加算詳細はこちら

撤去加算額

給湯器の設置に合わせて、以下の撤去工事を行う場合、その工事に応じた定額を補助

設置する給湯器補助額(加算額)上限
電気蓄熱暖房機の撤去8万円/台2台まで
電気温水器の撤去4万円/台補助を受ける台数まで

対象条件

対象期間

契約期間  :着工日以前
工事着手期間:2024年11月22日以降のもの
交付申請期間:申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)
交付申請の予約期間:申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで)※

条件1 指定事業者と必須工事の実施

戸建、共同住宅等によらず、以下の住宅に高効率給湯器を設置する事業に対して給付。
給湯省エネ事業者として登録された事業者による工事が必要。

条件2 指定の製品の購入と工事

基準を満たす商品の購入と工事

対象機器の詳細はこちら

補助金の還元方法

登録事業者は、交付された補助金を予め補助対象者と合意した方法により、還元します。

① 補助事業に係る契約代金に充当する方法
② 現金で支払う方法

賃貸給湯省エネ支援事業

概要

賃貸集合給湯省エネ2025事業は、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、特に賃貸集合住宅に対する小型の省エネ型給湯器の導入支援を行うことによりその普及拡大を図り、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。

国が主体の補助事業であり、予算は50億円です。

潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)、潜熱回収型石油給湯機(エコフィール)に対して、5〜7万円の補助金が給付されます。

補助金額

基本額

設置する給湯器補助金額補助上限
潜熱回収型ガス給湯器
(エコジョーズ)
追い焚きなし:5万円/台
追い焚きあり:7万円/台
いずれか1台まで
潜熱回収型石油給湯機
(エコフィール)
追い焚きなし:5万円/台
追い焚きあり:7万円/台
いずれか1台まで

加算額

それぞれ以下に該当する工事を実施した台数を乗じた金額を補助

追い焚き機能工事内容補助金額条件詳細
補助金額共用廊下を横断する
ドレン排水ガイド敷設工事
3万円/台詳細はこちら
なし浴室へのドレン水排水工事
(三方弁工事、三本管
(二重管含む)工事)
3万円/台詳細はこちら

対象条件

対象期間

契約期間  :着工日以前
工事着手期間:2024年11月22日以降のもの
交付申請期間:申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)
交付申請の予約期間:申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで)※

条件1 指定事業者と必須工事の実施

対象となる既存賃貸集合住宅の住戸について、従来型給湯器を、補助対象である小型の省エネ型給湯器(エコジョーズ/エコフィール)に交換する事業。

賃貸集合給湯省エネ事業者として登録された業者による工事であることが必要。

対象となる住宅と

  • 人の居住の用に供するために賃貸借契約を締結し、貸し出される住宅
  • 1棟に2戸以上の賃貸住戸を有する建物
  • 建築から1年以上が経過している。または、いずれかの住戸で人が居住した実績がある建物

条件2 指定の製品の購入と工事

基準を満たす商品の購入と工事。

性能要件

エコジョーズ

①給湯単能機モード熱効率が90%以上のもの
②ふろ給湯器モード熱効率が90%以上のもの
③給湯暖房機給湯部熱効率が95%以上のもの

エコフィール

①油焚き温水ボイラー連続給湯効率が95%以上のもの
②石油給湯機(直圧式)モード熱効率が91%以上のもの
③石油給湯機(貯湯式)モード熱効率が80%以上のもの

対象機器の詳細はこちら

補助金の還元方法

登録事業者は、交付された補助金を予め補助対象者と合意した方法により、還元します。

① 補助事業に係る契約代金に充当する方法
② 現金で支払う方法

東京ゼロエミポイント(家庭のゼロエミ行動推進事業)

概要

東京ゼロエミポイントとは、設置済みのエアコン・冷蔵庫・給湯器・LED照明器具を除く照明器具を、省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫・給湯器・LED照明器具に買替えた都民に対して、東京都が支援する事業です。

給湯器の交換・リフォームでは12,000円相当の値引きがされます。

東京ゼロエミポイント公式HPより

補助金額

給湯器は種類によらず12,000円相当の値引きがされます。

給湯器種類性能補助金額
ヒートポンプ給湯機
(エコキュート)
JIS C9220に基づく年間給湯保温効率
又は年間給湯効率が3.0以上
(寒冷地仕様は2.7以上)であること。
12,000円相当
潜熱回収型ガス給湯器
(エコジョーズ)
給湯暖房器にあっては、
給湯部熱効率が94%以上であること。
給湯単能器、ふろ給湯器にあっては、
モード熱効率が83.7%以上であること。
12,000円相当
潜熱回収型石油給湯機
(エコフィール)
油だき温水ボイラーにあっては、
連続給湯効率が94%以上であること。
石油給湯機の直圧式にあって、
モード熱効率が81.3%以上であること。
石油給湯機の貯湯式にあっては、
74.6%以上であること。
12,000円相当
電気ヒートポンプ・
ガス瞬間式併用型給湯器
(ハイブリッド給湯機
熱源設備は電気式ヒートポンプと
ガス補助熱源機を併用するシステムで
貯湯タンクを持ち、年間給湯効率(JGKAS A705)が
102%以上であること。
12,000円相当

対象条件

対象期間

買替えの場合
令和6年10月1日~令和9年(2027年)3月31日まで

新規購入の場合
令和6年10月1日~令和8年(2026年)3月31日まで

条件1 対象の販売店で対象給湯器を購入

ゼロエミポイント対象の商品の購入します。
対象の販売店はこちらです。

条件2 東京都民が都内に設置すること

購入した給湯器を都内の住宅に設置する必要があります。

条件3 必要書類を提出

都内に住所を有する個人であって、その住所を公的に証明できる方が対象になります。

申請フロー

対象の販売店でゼロエミポイントを希望することを伝えて購入すれば、あとは必要な事務手続きも含めて販売店が代行してくれる場合がほとんどです。

令和7年度省エネ・断熱住宅普及促進補助金(さいたま市)

概要

さいたま市では、住宅でのエネルギー消費量を削減するため、省エネ機器の設置や断熱化の更なる促進を図るため、設置費用の補助を実施しています。

さいたま市が主体の補助事業であり、予算は1億6,500万円です。

給湯器で補助金を活用する場合は、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)、電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯機)、家庭用燃料電池(エネファーム)が対象に10万円の補助金がもらえます。

なお、この事業は子育てグリーン事業や給湯省エネ事業と併用可能です。

補助金額

設置する給湯器補助金額補助上限
ヒートポンプ給湯機
(エコキュート)
10万円/台10万円/台
電気ヒートポンプ・
ガス瞬間式併用型給湯器
(ハイブリッド給湯機)
10万円/台10万円/台
家庭用燃料電池
(エネファーム)
10万円/台10万円/台

対象条件

対象期間

申請受付期間
 令和7年4月1日(火)~令和8年3月2日(月)

報告書提出期間
 交付決定通知書到着から令和8年3月23日(月)まで

事業完了日
令和7年3月16日(日)~令和8年3月15日(日)まで

条件1 さいたま市在住の市民

市民税の滞納がなく、さいたま市に住民票を有する市民である必要があります。

条件2 指定の製品の購入と工事

基準を満たす商品の購入と工事。

製品の基準は原則として国の補助事業と同等です。
詳細はこちら

条件3 申請に必要な書類の取得・確認・提出

必要な書類は各区役所の情報公開コーナーにて取得できます(手引きと様式を配架)。
また、さいたま市ホームページから様式をダウンロードも可能です。
必要書類は、「チェックリスト」で確認してください。

申請フロー

申請者さいたま市
Step1複数の施工業者から見積書を取るなどして、
自宅に施工できるかを検討し、
契約書を交わす。
受付開始
【令和7年4月1日】
Step2必要書類を揃えて交付申請書を提出
【令和7年4月1日~令和8年3月2日】
※電子申請システム、郵送、窓口への持参により提出できます。
※期限後の提出は理由の如何を問わず受付けられません。
①申請書の受付
②書類審査
③交付決定通知書の送付
Step3工事・支払いの完了 & 交付決定通知書が届く
【事業完了日:令和7年3月16日~令和8年3月15日】
Step4必要書類を揃えて実績報告書を提出
【交付決定通知書が届いてから令和8年3月23日まで】
※電子申請システム、郵送、窓口への持参により提出できます。
※期限までに提出されない場合は、
補助金の交付が受けられません。
補助金交付確定通知書が届く
⇒ 補助金交付請求書を提出
※補助金の振込は請求書の提出後
約2~4週間が目安です。
①実績報告書の受付
②書類審査
③交付確定通知書の送付

④請求書受領
⑤支給手続き

よくある質問

Q
補助金は併用できるの?
A

併用できるものがあります。

さいたま市の補助金は国の補助金と併用可能と明記されています。
子育てグリーン住宅支援事業や、給湯省エネ事業と併用が可能です。

ゼロエミポイントのHPには、「都の同種の助成金等※は併用できません」とのみありますので、国の補助金である子育てグリーン住宅支援事業とは併用できる可能性があります。

詳しくはお問い合わせください。

他の設備の補助事業についてはこちら

エアコンの補助事業についてはこちらで紹介しています。

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